愛犬家住宅 スタッフブログ

愛犬家住宅の歌~ペットリフォーム

2019年08月29日

川口市立芝南小学校の高学年の時に、父に連れられてシェパードの子犬を見に行きました。

一目ぼれした私は「自分で世話をする」と言う条件で父にお願いしすぐさま我が家に向か入れました。目がクリクリで愛くるしいシェパードでした。

名前は太郎と命名し楽しい日々を送っておりました。

しかしながら小学校生の私は子犬の太郎の「しつけ」についての知識はまるでなく、散歩の時はいつも太郎のいいなりでした。

太郎の体はどんどん大きくなり「しつけ」もできていないこともあり、私ではどうにもならず、父の弟である叔父に預かってもらうこととなりました。

叔父は自転車で30分程度の今のさいたま市の南区に住んでいたため、時々そっと様子を見に行っていました。

太郎は叔父の家では檻に入っていました。檻の外から中に手を入れると何度もペロペロ手を舐めてくれました。

そして自宅から持ってきた食べ物をあげるのでした。自分で世話ができず人に世話をお願いした、子供ができるせめてものことだと思います。

太郎は大きく力強くなっていきました。

さいたま市の叔父もしつけができなかったのでしょう。その後すぐに今度は母の弟の家の久喜市(旧菖蒲町)に行くこととなりました。

母の実家は菖蒲町の農家です。庄屋として代々栄えた名家でもあります。そこで叔父にしつけられた太郎を見て驚きました。別犬のようになっていました。

このことは一生忘れることはございません。

そのときに涙が溢れ何度も「ごめんね」「ごめんね」と太郎に謝りました。太郎は完全に叔父の愛犬になっていたのです。そこで幸せをつかんだのです。太郎は大きく凛々しいシェパードとなりました。

数年後に土佐犬が叔父の家に太郎の弟分として入りました。土佐犬を従えての太郎は貫禄十分でした。

10年に及ぶ天寿を全うし太郎は天国へと旅立ちました。昭和50年代の出来事でございます。

子供の頃に我家にいた愛犬の太郎や柴犬のムツは愛犬家住宅への橋渡しをしてくれました。

平成29年に関西ペイント販売様からの紹介で愛犬家住宅事業をスタートさせました。今年で3年目になります。お陰様で素晴らしいスタッフに恵まれて日々楽しく仕事をさせて頂いております。

これからも社長として先頭にたち皆様のお役に立てるよう全力で頑張ります。

令和元年8月30日

株式会社セラフ榎本

代表取締役 榎本修

 

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